悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2004年02月14日(土) 00時00分

賞味期限や採卵地情報を印字 農水省、システム実験へ 東京新聞

 農水省は13日、鶏卵の生産者や販売者の情報をはじめ生産・流通履歴を消費者が知ることができる「トレーサビリティー」システムの実証実験を16日から千葉県内で始めると発表した。

 鶏卵一つ一つに直接十一けたのコード番号を印字して、コンピューターで情報を管理、採卵した場所や日時をきめ細かく特定できるようにする。このシステムを導入すれば、昨年、京都で起きたような鶏卵の賞味期限の偽装表示を防ぐほか、在庫管理にも生かせる。

 実証実験は、シマダエッグ(千葉市)、生活協同組合ちばコープ、千葉県の採卵業者が参加して実施。鶏卵には植物由来の着色料を使ったインクで賞味期限やコード番号を印字する。消費者は、日本卵業協会のホームページで、「たまごの生いたち」を開き、コード番号を入力すると採卵日などを確認できる仕組み。消費者の反応や生産者の作業効率などを調べ、二〇〇四年度に鶏卵の「トレーサビリティー」のガイドラインを作る。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20040214/mng_____kei_____005.shtml