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2004年02月08日(日) 00時00分

浜松有楽街に防犯カメラ “目付け役”が見守ります  東京新聞

 浜松市一の繁華街「アルコモール有楽街」で七日、防犯カメラの開設式が行われ、二十四時間稼働を始めた。犯罪抑止効果を狙って監視カメラを設置する商店街が全国で増えており、同市では近くの「ゆりの木通り商店街」に続いて二カ所目。関係者は「安心して買い物や食事を楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 有楽街商店街振興組合(御園井宏昌理事長、五十二店舗)が設置。費用は八百万円で市が半額を補助。中心市街地の活性化に役立つとして、通常は街路灯の整備などに充てられる商店街共同施設設置補助金を初めて防犯カメラに適用した。

 カメラは、商店街の両端と中央付近にある交通標識の支柱を利用して計八台設置。地上約六メートルの高さからそれぞれ範囲を変えて南北約二百六十メートルの商店街全体を撮影し、ハードディスクに数日間保存する。通行人のプライバシーに配慮し、閲覧は事件などが起きた場合に限り、組合理事会の承認を得た上で行う。

 開設式では、北脇保之市長が「補助金活用の第一号であり、防犯に大きな効果を上げてほしい」とあいさつ。小川敏夫浜松中央署長、中山正邦浜松商工会議所会頭らとともにテープカットした。

 御園井理事長は「風俗店の勧誘などで以前から『歩きにくい』という声があった。一昨年秋に起きた(エステ店)強盗事件が直接のきっかけになった」とカメラ設置の背景を説明。「何もなければ映像を見ることはない。安心して街へ来てもらいたい」と話していた。

 浜松市によると、市内の商店街ではこのほか、モール街で防犯カメラの導入を検討している。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/siz/20040208/lcl_____siz_____000.shtml