2004年02月04日(水) 00時00分

ウイルス感染想定　復旧までを訓練 住基ネット （東京新聞）

　住民基本台帳ネットワーク（住基ネット）システムの端末が、コンピューターウイルスに感染した場合を想定した訓練が三日、県と県内三十七市町村、住民情報を一元管理する地方自治情報センターの三者合同で行われた。

　訓練では、県や市町村の住基ネット端末で異常な動作がみられたとし、接続ケーブルから切り離してネットワークから切断。システム管理委託業者が調査したところウイルス感染の可能性があったとし、センターからウイルス駆除用のファイルを受け取って復旧させるまでの一連の対応を実践した。三者の合同訓練は全国初。市町村課は「おおむね連絡調整はうまくいった。ただ復旧に一部自治体で手間取るところがあったので改善策を検討したい」としている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20040204/lcl_____kgw_____002.shtml