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2004年02月01日(日) 00時00分

身近な『事件簿』メール送信 受信希望者が増加中 東京新聞

 子どもに対する声掛け事案や痴漢の出没など身近な犯罪情報を、月曜日から金曜日まで毎日メール配信するサービスを、幸手署と幸手地方防犯推進協議会が共同で始めた。管内の幸手市と栗橋町で起きた事件、事故や受理した被害届、苦情相談などの中から選んだ情報が、翌日には配信されるきめ細かさが好評で、受信を希望する学校や事業所、個人が増えている。 (稲垣 太郎)

 メールニュースは「幸手警察署事件簿」と題し、同署生活安全課が作成。同課に事務局を置く防犯推進協のパソコンから、希望者にメールに添付して送信している。

 受信者はメールに添付されたファイルをパソコンの画面上で読んだり、A4判の紙一枚にプリントアウトしたりできる。

 報道発表には至らないが地域の安全には重要な情報や、犯罪から身を守るための「防犯ワンポイントアドバイス」、県内で起きた事件、事故についても書かれている。

 横瀬広署長が発案し、一月九日から配信を開始。管内の公共機関や学校などから受信の希望を募ったところ、当初は約四十件だった配信先が口コミなどで広がり、百二十件を突破した。

 受信している市立幸手中学校の山本和男教頭は「新聞に載っていること以外にも、身近で犯罪が起きていることがよく分かる。事件簿を受けて、朝の打ち合わせで教職員に注意を呼び掛けることもある」と評価。栗橋西小学校では職員室の一角に「幸手警察署事件簿コーナー」を設け、プリントした事件簿を掲示している。

 女性の安全にかかわる犯罪情報を、携帯電話にメールで送るサービスも始め、管内に住む女性を対象に受信希望者を募っている。問い合わせ、申し込みは幸手署=電0480(42)0110=へ。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20040201/lcl_____stm_____000.shtml