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2004年02月01日(日) 00時00分

「払え」狙われる若者 県内、身に覚えないのに目立つ架空請求富山新聞

 県司法書士会の無料電話相談会「悪徳商法一一〇番」は三十一日から始まり、富山市の県司法書士会事務所で会員約十人が県民からの相談に応じた。この日の相談件数は二十六件で、このうち身に覚えのない請求が送り付けられる「架空請求」に関する内容が十八件と目立った。年代別では、社会経験が比較的乏しい二十代からの相談が最も多かった。 架空請求関連では「アダルトサイトの情報料の請求が送られてきた。以前に利用した覚えがあり、支払ったところ、異なる業者から次々と同様の請求があった」や「金融業者に電話し、融資を断ったところ、自宅に続々と催促の電話がかかるようになった」などの相談が寄せられた。 架空請求の防止策について、司法書士会員は「携帯電話番号を変えるなどして、相手に知られている個人情報を利用されないようにしてほしい」などと助言した。 架空請求以外の相談では、マルチ商法二件、かたり、送付、内職商法が一件ずつ、その他が三件となっている。年齢別では二十代が十一件と最も多く、性別では男性十六件、女性十件だった。 相談会は一日も午前九時から午後五時まで行われる。相談電話番号は=076(444)7771=。●県司法書士会 定期的に無料電話相談会を開催するほか、昨年、司法書士に簡易裁判所での訴訟代理権が認められたのを機に、消費者金融会社などを相手に利息過払い返還訴訟を起こすなど「街の法律家」として活発な活動を展開している。

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20040201005.htm