2004年01月30日(金) 12時04分

脱法ドラッグ規制強化　都が独自に危険性判断（共同通信）

　快感や幻覚を起こす作用があるのに、使用などが規制されていない「脱法ドラッグ」対策について東京都の検討委員会は３０日、健康への影響を判断する専門調査会を設置し都が独自に販売規制できるよう提言した。
　都は４月以降、薬物の専門家や法律関係者などで構成する調査会を設置。健康被害の恐れがあると判断されれば商品名を公表し、業者に販売自粛を指導する。
　薬事法違反に当たるかどうかを厚生労働省に照会していたこれまでよりも迅速に対応できる上、同法違反に当たらない場合でも独自の判断で規制が可能になる。全国初の試みという。
　提言は、脱法ドラッグ規制条例の制定についても流通の実態などを調査した上で、具体的に検討すべきだとしている。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040130-00000093-kyodo-soci