2004年01月22日(木) 00時00分

牛丼に続き焼き鳥もアウト…鶏肉輸入停止へタイで鳥インフルエンザ（ZAKZAK）

　【バンコク２２日＝夕刊フジ特電】牛丼に続き焼き鳥もピンチ！　タイ上院のニラン議員は２２日、中部スパンブリ県内で肺炎の疑いで入院している子供について、鳥インフルエンザの感染を確認したと発表した。感染が確認されれば、タイでは初めてのケースとなる。

　これを受け農水省は同日、感染に間違いなければ鶏肉の輸入を一時停止する方針を固めた。タイは冷凍ヤキトリなどを含め、日本に対する最大の鶏肉輸出国だけに、その影響が懸念される。

　タイ国内では、このほかにも鶏肉処理業者ら２人が肺炎に似た症状で入院。同国保健省で関連を調べているが、ネウィン副農業・協同組合相は「（先の子供を含め）まだ検査の段階で、感染が確認されたわけではない」と指摘、ニラン議員の発表内容を否定した。

　タイは平成１４年度ベースで、日本対して国内鶏肉消費量の約１０％にあたる１７万トンを輸出する。

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　農水省は２２日、タイの鳥インフルエンザ情報を受け、タイからの鶏肉輸入を一時停止する方針を固めた。

ZAKZAK 2004/01/22

http://www.zakzak.co.jp/society/top/t-2004_01/1t2004012217.html