2004年01月20日(火) 00時00分

国内産がホシィーんだけど…中国産を偽り販売（ZAKZAK）

　大分県は２０日、同県日田市の干しシイタケ製造販売業者「椎茸のもりやま」が、中国産を国産と偽って販売したとして、日本農林規格（ＪＡＳ）法違反で同社に改善指示を出した、と発表した。

　県林業振興課によると、同社は２００２年から毎年、取扱量の８割に相当する約１１トンを「国産」「自社農園で栽培」と偽装表示して出荷。昨年１０月、他の業者から情報が寄せられ発覚した。「国産は仕入れ価格が高くて手が出なかった」と話しているという。

　大分県の干しシイタケ生産量は年間約１４００トンと全国一。昨年３月には県内２社の偽装表示が発覚し、県警が摘発した。広瀬勝貞知事は「大分産に対する消費者の信頼が損なわれた。産地偽装根絶に全力で取り組む」とのコメントを出した。

ZAKZAK 2004/01/20

http://www.zakzak.co.jp/society/top/t-2004_01/1t2004012024.html