2004年01月17日(土) 00時00分

相談１万件を突破 県消費生活センター （東京新聞）

　県消費生活センター（岐阜市）への相談件数が、昨年四−十二月で一万四百六件と、開設以来初めて一万件を突破した。同センターは「年度末まで急増し続けるだろう」とみている。（刈谷　節）

　大多数はメールや電話でのアダルトサイト利用料や、不当な債権回収に関する相談。それぞれ三千七百八十二件（前年同期八百三十六件）、三千六百五十件（前年同期二百五十六件）と、激増している。

　また目立つのは、通信講座の契約をしたことがある人を対象に、別の業者が次々と、新たな契約の電話勧誘をするケースで、二百六十三件（前年同期百三十件）に上った。講座は終わったものの、まだ資格をとっていない人などがターゲットで、執拗（しつよう）な勧誘電話が、自宅や会社にかかり続けるという。「最初にき然と断って」と、同センターは呼びかけている。　

http://www.tokyo-np.co.jp/00/gif/20040117/lcl_____gif_____004.shtml