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2004年01月15日(木) 00時00分

希少動物窃盗犯 雑誌やネットで業者に“目星” 東京新聞

 絶滅の恐れがある希少動物が首都圏の動物園や研究所などから相次いで盗まれた事件で、窃盗罪で起訴された横浜市鶴見区の鍛冶(かじ)工、三村学被告(35)が、希少種の動物を盗んで数日以内に、マニア向けの雑誌やインターネットで譲渡先の業者を探し、販売していたことが十四日、分かった。

 警視庁生活環境課や埼玉県警の調べでは、三村被告は立件された五件の事件だけで十六匹を売却し、約五百五十万円を稼いでいた。

 三村被告は雑誌やインターネットのホームページで販売先の業者を探し出すと、電話で即日、売り込みを掛けていた。

 昨年六月、千葉県の市川市立動植物園から盗まれたレッサーパンダはその日のうちに、埼玉県所沢市の業者に二百五十万円で販売され、業者は約九十万円上乗せして、ネットで注文した顧客に販売していたという。

 五月に東京都世田谷区の進化生物学研究所から盗んだワオキツネザルやホウシャガメ三匹は、三村被告が盗む以前から奈良県の業者に電話で売り込みをかけており、携帯電話のメールでやりとりを重ねていた。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040115/mng_____sya_____010.shtml