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2004年01月15日(木) 18時51分

不在通知装った悪質商法−−山形市生活情報センター「注意を」 /山形毎日新聞

 ◇高額なパソコンソフトを売りつけられたケースも
 山形市生活情報センターに、昨年12月ごろから実態がない宅配物の不在通知はがきの相談が相次いでいる。中にははがきに記載の連絡先に電話をし、高額のパソコンソフトを売りつけられたケースもあり、同センターは「不在通知を装った悪質商法」と見て、注意を呼び掛けている。
 同センターによると、昨年12月12日〜9日に寄せられた「不在通知はがき」の相談は計8件。はがきは「連絡のない場合は権利を消失します」と、東京都内の電話番号と会社名が書いてあった。
 このうち12月上旬にはがきを受け取った山形市内の20代の女子学生は、記載の番号に電話をかけたところ「安く買い物ができる会員に特別に選ばれた」と言われ、12月中旬、同市内の公的施設の会議室に呼び出された。
 女子学生は登録料5000円を支払ったところ、社員と見られる男女2人がさらに「会員の特典説明はCD—ROM(コンパクトディスク利用の読み出し専用メモリー)に入っている」と約100万円のパソコンソフトの購入を5時間にわたって勧誘。女子学生は断りきれずクレジット契約を結んで購入したという。
 女子学生は8日以内に、同センターに相談し、解約した。同センターは「宅配物の不在通知がはがきで届くことは考えられない。覚えのない連絡先には電話を入れず、呼び出しにも応じないようにしてほしい」と話している。【大場あい】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000003-mai-l06