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2004年01月10日(土) 21時00分

資格取得講座の受講者を狙い架空請求、県消費生活センターに相談167件 /熊本毎日新聞

 ◇「代金払え」と架空請求
 過去に資格取得講座を受講した人を狙い、存在しない未払い講座代金の支払いを求める詐欺まがいのケースが昨年、急増した。言われるまま入金した被害報告も寄せられており、県消費生活センターは「悪質業者の話に耳を貸す必要はない」と注意を呼び掛けている。
 同センターによると、同様のケースの相談は昨年4〜11月に167件。いずれも数年前に「資格が取得できる」として、高額の教材などの購入契約を結んだ人たちで、契約者の名簿が第三者に漏れている可能性もある。
 相談者の1人は「7〜8年前に受講した講座の代金が未払いで、当社はその債権を譲渡された」とした書面が自宅に届いた。書面の連絡先に電話すると、「月々の支払額3000円の58カ月分が未払い」と言われた。「そのような契約はしていない」と突っぱねたが、「3万6000円を指定口座に振り込むように」と言われ、和解書が届いた。
 架空請求だが、言われるままに入金した人もおり、中には複数の業者から同様の電話を受けるケースもあったという。
 同センターは「講座の支払いが終了していれば、悪質業者の話に耳を貸さずにき然と断るべき。未納金があるか不安なら、請求してきた回収業者ではなく、最初に契約したクレジット会社に確認することが大切」と話している。【石川淳一】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040110-00000001-mai-l43