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2003年09月26日(金) 10時12分

応募者名簿を広告主に提供 新生児紹介欄で秋田魁新報共同通信

 秋田県の日刊紙「秋田魁新報」(秋田市)が、新生児を紹介する広告欄「お誕生おめでとう」に応募した読者の住所など、個人情報を無断で広告主に提供していたことが26日、分かった。同社は26日付の朝刊で目的外利用を認めるおわびと経緯をまとめた記事を掲載した。
 ことし5月に成立、2005年に施行される個人情報保護法は、個人情報を本人の同意を得ずに目的外利用してはならないと定めている。
 同社広告局によると、同社は遅くとも2000年4月から二十数社の広告主のうち少なくとも6社に応募者の住所を記載した名簿を提供していた。今月のお誕生欄に掲載された応募者が掲載翌日にギフトショップからカタログが届いたのを不審に思い、同社に問い合わせして発覚した。同社は内部調査を進めている。
 お誕生欄は毎月19日付の朝刊に前月に生まれた子どもの名前と両親の名前、続柄、市町村までの住所を誕生日ごとに掲載する全面広告。同社は応募者に記念品を贈るため住所や電話番号の記入を求めている。同社の中嶋道生広告局長は「読者への配慮が足りなかった。不信感を与えたとすれば誠に遺憾。再発防止を徹底したい」としている。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030926-00000070-kyodo-soci