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2003年08月27日(水) 23時23分

ネット高速化ソフトもデフレの時代? 1,980円の「ダウンロードマジック」MYCOM PC WEB

TDKは、ダウンロード高速化ソフト「ダウンロードマジック」を発表した。ADSL、FTTH、CATV用と、接続形態別に3種類のパッケージが用意され、価格はそれぞれ1,980円。発売は28日からとなる。Windows 98/98SE/Me/2000/XPに対応し、Internet Explorer 5.0以上が必要。

「ダウンロードマジック」は、常時接続のインターネット環境において、ファイルのダウンロードやウェブの閲覧、ストリーミングコンテンツの視聴などを高速化するソフトウェア。ストリーミングコンテンツの保存や複数ファイルの一括ダウンロードなどの機能も備える。MTU・RWINなどの設定値の最適化と、ダウンロードの際にサーバに対して複数のセッションを張ることで高速化を図る。後者は分割ダウンロードとしても知られている機能だ。また、リンク先を抽出しての一括ダウンロード機能も備える。接続環境やOSによっても異なるが、1.2〜7.2倍のスピードを出すことが可能とする。

低価格で簡単に使用することができることがこのソフトの特徴。回線別にパッケージを3種類用意したことで、複雑な設定をする必要が無く、インストールするだけで簡単に使用することができる。また、高速ダウンロードの際もリンクを右クリックし、「高速ダウンロード」を選択するだけで実行することができる。同社レコーディングメディア&ソリューションズB.Grp ELC部統括課長の増渕徹氏は「1,980円でこれだけの機能を備えるものは少ない。どちらかといえば初心者ユーザ向けに売っていく」としている。

TDKでは、「ダウンロードマジック」を第1弾として、コンシューマ向け低価格ソフトウェアの販売を展開していく。価格は、ユーザが手を出しやすい1,980円とし、今年度中に印刷用ソフト、Office関連ソフト、語学系ソフトなどで40種類のソフトウェアのリリースを計画している。この「手軽で役立つ1,980円シリーズ」では、同社の「Officeわか〜るシリーズ」のように機能を説明するものではなく、ユーザに対して「このソフトウェアを使って何ができるか」という使い方の提案をするようなものとしていきたいという。

販売方法も、これまでのようにソフトウェアコーナーだけでなく、同社の持つ幅広い販売チャンネルを活かして、より広い市場に進出していきたい考え。TDKマーケティング代表取締役社長の大竹忠義氏によると「気軽に買える低価格と幅広い販売チャネルで、若年層などの初心者ユーザを中心として幅広く売っていきたい」とし、家電量販店はもちろんのこと、書籍販売店やコンビニエンスストアなど、ユーザの身近にある売り場でも販売する予定。今年度中に40タイトルで85万本を売り、同価格帯ソフトウェアで25%のシェア獲得を目指すとしている。

取材画像はこちら
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/08/27/13.html

ソースネクスト、ネットゲーム高速化も可能な「驚速ADSL2」発売
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/01/24/18.html

【レポート】パソコンソフトで劇的価格、ソースネクストが目指す「コモディティ化」とは
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/30/07.html

TDK
http://www.tdk.co.jp/

(MYCOM PC WEB)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030828-00000096-myc-sci