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2003年08月26日(火) 18時56分

住基ネット本格稼働 発行カード求める人少なく−−トラブルの報告なし /秋田毎日新聞

 住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)が25日、本格稼働(2次稼働)した。県内では全69市町村が参加しており、各市町村の窓口で希望者に住基カードを発行した。初日は夕方までに県内のトラブルは報告されなかった。【野口武則】
 秋田市では大勢の発行希望者が殺到した場合に備え、住基カードを3000枚用意していたが、同日は32人が住基カード発行を求めた。
 さっそく住基カードを手にした人びとは、「転勤が多いので便利になりそう」(30代男性)、「運転免許証を持っていないので、身分証明として使うつもり」(同)などと期待を示した。一方で、同市市民課は「本格稼働で制度のメリットが出るシステムだが、カードが広く普及しないと結局、宝の持ち腐れになる」と述べていた。
 本格稼働後は、住基カードを使って全国どの市町村でも住民票の写しが取得でき、転入転出手続きも簡素化されるほか、公的な証明証として利用することもできる。
 総務省は「電子政府」「電子自治体」の前提として住基ネットを稼働。図書館の貸し出しや公立病院の診察券など、住基カードを活用した市町村独自の利用も想定している。県市町村課によると、県内で独自利用の意向を示しているのは合併法定協を構成する六郷町、千畑町、仙南村と、東由利町の計4町村。いずれも住民票と印鑑証明書の発行を検討しているという。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030826-00000001-mai-l05