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2003年08月19日(火) 20時04分

架空請求の相談急増 有料アダルトサイト大半−−昨年の1.8倍 /静岡毎日新聞

 ◇県、注意を呼び掛け−−県民生活室
 「身に覚えのない請求を受けた」という県民からの相談が急増している。大半は有料アダルトサイトなどの情報料として指定口座に代金を振り込むようハガキなどで請求するもので、今年4〜6月まで相談件数は昨年同期の約1・8倍に上っている。実際に支払ってしまった被害は少ないが、勘違いや思い込みで振り込んでしまった高齢者や若者もおり、県は注意を呼びかけている。【北川仁士】
 県民生活室によると、4〜6月に県内9カ所の行政センターに寄せられた消費生活相談は計3996件(昨年同期2191件)に上った。ほとんどが身に覚えのない請求に関する相談で、中でも有料アダルトサイトなどの情報料とした請求は1488件と昨年同期の約4倍に上っている。
 手口は、サービス業者から債権を譲り受けたとして、数日内に2〜3万円の未納料金の支払いを求めるというもの。「入金が確認できない場合は直接回収することになり、肩身の狭い思いをすることになる」といった脅迫の文言も添えて支払いを促している。このほかにも、以前に実際に支払っていた教材費の未納分請求など、消費者側の情報をつかんだうえで錯覚させる手口もあるという。
 業者は口座番号のほか携帯電話番号もハガキに書いているが、被害が表面化するころには連絡が取れなくなっており、実態は明らかになっていない。県は「4月以降、相談件数は増える一方になっている。不安に感じた場合は、直接問い合わせるのでなく、市町村や県行政センターで相談してほしい」としている。(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030819-00000003-mai-l22