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2003年08月09日(土) 20時40分

高額節電器販売問題 被害者の弁護団設立 きょう中区で「説明会」 /広島毎日新聞

 「電気代が3割安くなる」と言って、実際はほとんど効果のない高額の節電器を東京都の販売会社「アイディック」(今年1月に事実上倒産)が販売した問題で、広島弁護士会の木村豊弁護士ら9人が県内の被害者を対象に弁護団を設立。9日午後1時から、中区上八丁堀の弁護士会館で「被害者説明会」を開く。
 同社は96年ごろから、電気代などを節約できるとし、中小事業者らを対象に節電器「省電王」(商品名)を1器20万〜100万円で販売。直後から、購入者らの間で「効果がない」などの苦情が相次いだ。被害は全国規模で、被害総額は数百億円に上る可能性もある。
 ほとんどがローンで購入しているが、事業者には消費者契約法の「クーリングオフ」などが適用されず、今も支払いに苦しんでいるケースもあるという。
 東京、大阪、福岡など全国15カ所で、既に弁護団ができている。同弁護団事務局の山口格之弁護士は「信販会社との交渉を進めながら、被害者の会の設立も検討したい」と話している。 【田中博子】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030809-00000003-mai-l34