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2003年08月04日(月) 19時31分

合成麻薬MDMA激増傾向 検挙は638件−−上半期の薬物状況 /千葉毎日新聞

 ◇押収は403キロ、昨年の8倍
 県警薬物対策課は、今年上半期の薬物検挙と押収状況を発表した。それによると、覚せい剤を含む全薬物の検挙件数は638件で、前年同期に比べ32%増。押収量は403キロで、約8倍になった。合成麻薬MDMAも激増傾向にあり、97年から続く「第三次覚せい剤乱用期」は出口が見えない状況だ。
 全薬物のうち覚せい剤の検挙件数は前年同期比37%増の542件。また、MDMAは押収量が約23万4000錠で、98年の年間押収量の約20倍に相当する。昨年一年間の約1・7倍が、既にこの上半期で押収されたことになる。
 MDMAは錠剤のため服用する際の抵抗感が薄いことが、使用拡大の原因とみられるという。
 県警によると、暴力団などを通じて大量の薬物が海外から流入し、国内で拡散する構図は変わっていない。14歳の中学2年生を含む未成年者15人が検挙されるなど、未成年の薬物乱用にも歯止めがかからない状態だ。【森禎行】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030804-00000006-mai-l12