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テレビ朝日（東京）が昨年１１月に放送した番組で暴走行為を依頼する「やらせ」があったとされる問題で、京都府警は１７日、東京都小平市のフリーリポーターの男（４６）と「ギンギン族」と呼ばれるグループのリーダー２人を道交法違反（箱乗り）の幇助（ほうじょ）容疑で京都地検に書類送検した。リーダー２人は容疑を認めているが、リポーターは否認しているという。
調べでは、リポーターは昨年１０月１２日午後１１時５０分ごろ、京都市下京区の路上で、リーダー２人に「撮影するから信号無視などをして暴走してほしい」と依頼した疑い。
番組は昨年１１月４日の「スーパーモーニング」で、特集「古都騒然！京都を騒がすギンギン族の実態」として放送された。同市の繁華街で改造車を路上に止め、大音響でカーステレオを鳴らす「ギンギン族」と呼ばれる若者たちが暴走する様子などが取り上げられた。
テレビ朝日広報部は「番組スタッフが書類送検されたことは大変残念だ。これまでの社内調査では道交法違反幇助の事実は確認されていないが、今後の捜査の行方を見守りたい」としている。(07/17 12:34)