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2003年07月16日(水) 23時52分

対象患者の健康調査へ 日赤が回収不備認める共同通信

 日本赤十字社がウイルス感染の恐れがある輸血用製剤の追跡や回収をしていなかった問題で、日赤の草刈隆技監が16日、厚生労働省の薬事食品衛生審議会血液事業部会に参考人として出席し「追跡調査をしていないケースもあった」と不備を認めた。一連の問題で日赤側が公の場で釈明したのは初めて。
 部会は、感染の疑いのある製剤を輸血された患者全員について、医療機関を通じて危険性を情報提供し、感染の有無を検査することを決めた。
 部会では委員から「危険な血液はすべて排除するのが常識」「患者本位とは言えない」と日赤に対する批判が相次いだ。
 草刈技監の説明によると、日赤は2000年2月以降、献血時検査で陽性だった場合、C型肝炎なら過去30日間、B型肝炎は同60日間だけさかのぼって献血歴を調査。その期間内に献血があれば、使用停止などの措置をしていた。エイズウイルス(HIV)については期限を設けずに追跡したという。(共同通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030716-00000191-kyodo-soci