2003年07月15日(火) 06時17分

男の自宅に爆弾製造手順書　福井、パソコンは未発見（共同通信）

　福井市御幸１丁目の駐車場で１３日朝、消火器を使った手製爆弾が爆発した事件で、現場にいて重体になった同市灯明寺町、竹内清和・元作業員（３３）の自宅から、爆弾の製造方法を示すマニュアルのようなものが見つかったことが、１５日までの福井署の調べで分かった。
　竹内元作業員は爆発直後に「インターネットで作り方を見た」と話したが、自宅にはパソコンが見当たらず、同署は情報の入手先を捜査している。
　調べでは、１４日に行った自宅の捜索で、散乱した室内から、マニュアルのような文書や火薬、工具類を押収した。しかしパソコンは発見されず、自宅以外で情報を入手した可能性が高い。
　一方、ネット上では、爆弾の作り方を指南するホームページや掲示板が多数あることも判明。中には「空き缶使用手りゅう弾」の部品として厚紙やボルトを挙げるサイトもあり、殺傷能力のある手製爆弾に市販の材料が使われている可能性が出ている。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030715-00000018-kyodo-soci