2003年07月15日(火) 06時12分

日本全土の地図をネットで　きょうから地理院が公開（共同通信）

　国土地理院（茨城県つくば市）は１４日、日本全土を網羅した地図の中では最も情報量が多い縮尺２万５０００分の１の地図を１５日から、インターネットで公開すると発表した。
　２万５０００分の１の地図は人気が高いが、日本全土だと４３３８枚（１枚縦４６センチ、横５８センチ）に分かれる。だがネット上では１枚の地図として閲覧可能だ。
　このネット地図は、さまざまな情報が表示できる地理情報システム（ＧＩＳ）として活用できる。モデル地区のつくば市と大阪府豊中市では、市役所や病院、警察署の位置などが表される。
　データを登録できるのは当面、一部の自治体や民間非営利団体（ＮＰＯ）だが、２００４年度からは一般市民や民間企業にも対象を広げる。
　これにより自分のパソコン上の地図に、バリアフリー施設の位置や自分自身の旅行記録などを書き込むことができる。
　アドレスはｈｔｔｐ：／／ｃｙｂｅｒｊａｐａｎ．ｊｐ／（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030715-00000014-kyodo-soci