2003年07月15日(火) 11時41分

電気代８００万円を過徴収　筑波大の学生寮（共同通信）

　筑波大学（茨城県つくば市）の学生寮を管理する財団法人「筑波学都資金財団」（東京都）が２００２年度、寮生の電気代を計約８００万円分多く徴収していたことが１５日、分かった。１人当たり数百円から２０００円前後になる計算で、財団は９月までに返還する。
　財団によると、筑波大の委託で学生寮約６０棟（定員約４０００人）を管理し、大学に代わって寮費を徴収しているが、電気料金が昨年４月に１キロワット当たり２円減額となったのに気付かず、１年間にわたり従来の料金に基づいて徴収した。
　６月に大学側が決算書をチェックして発覚。料金返還の対象となる学生は、年度途中の入退寮があるため約５０００人に上るという。
　財団の伊能健学生宿舎管理事務所長は「私たちのミスでご迷惑をお掛けして申し訳ない」と話している。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030715-00000087-kyodo-soci