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ＮＴＴドコモは１４日、利用者が固定電話から携帯電話にかける際にかかる通話料を一部値下げする、と発表した。
来年春から始まる新しい料金制度で、頭に特定の電話番号をつけて行う通話にのみ適用する。現在、接続料３８円を含めて３分６２円の料金を５０円に値下げする。
利用者が払うのは、現在は６２円に固定電話会社の受け取り分の８円を含めた３分７０円。固定電話各社とドコモの間で料金を巡る交渉がまとまり次第、値下げされた通話料が適用される。ドコモの受け取り部分が引き下げられることで、通話料全体も値下げされる見通し。
新しい料金制度は、携帯電話側が一方的に料金を決めてきたのを改め、固定電話側にも料金設定権を認めるもの。来年春から１年間は経過措置としてドコモにも料金設定権がある。０５年度からは、特定の番号をつけた通話では、ドコモが受け取るのは接続料の３８円だけになる。(07/14 21:49)