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三菱ふそうトラック・バスの大型トラックで、エンジンと駆動輪をつなぐ金属製のプロペラシャフト（長さ４８センチ、重さ２３キロ）が走行中に抜け落ち、後続の車にぶつかる事故が３件あり、同社は１４日、国土交通省にリコール（無償回収・修理）を届け出た。
トラック「ふそう」計１万４９１３台（９４年１１月〜０３年３月製造）で、取り付け部のねじが折れ、エンジンの動力を駆動輪に伝えるプロペラシャフトが抜け落ち、走行不能になるおそれがある。
国交省によると、６月に広島県内の自動車専用道路でプロペラシャフトが抜け落ち、後続の４台が乗り上げるなどした。０２年５月には静岡県の東名高速と愛知県の近畿自動車道で同様の事故があり、計８台が乗り上げるなどした。いずれの事故でもけが人はなかった。
(07/14 20:40)