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マイクロソフト社は、ウィンドウズ９８以降の同社製基本ソフト（ＯＳ）の全バージョンに欠陥が見つかり、この影響でパソコン内の電子メールや写真などが盗まれたり削除されたりする恐れがあると、１０日から警告の情報を流し始めた。ほとんどのバージョンで、４段階で表される危険性（深刻度）のうち最高の「緊急」とされており、同社のホームページから修正プログラムを早期に導入するよう呼びかけている。
欠陥が見つかったのは、ウィンドウズ９８、同ＭＥ、同２０００、同ＸＰなど、パソコン、サーバー向けウィンドウズシリーズの８バージョン。
不正なプログラムを組み込んだＷｅｂサイトにアクセスしたりすることで、この問題は発生する。ＨＴＭＬ形式で送られてきた電子メールを無意識に閲覧することで、このサイトにアクセスさせられることもある。この結果、仕掛けられたプログラムが実行され、パソコン内の電子メールや写真などのファイルが盗まれたり削除されたりする可能性があるという。
(07/11 08:41)