2003年07月10日(木) 00時00分

男児に洗浄剤与える 沖縄、保育士が水と間違え （東京新聞）

　沖縄県具志川市の認可外の保育施設で今月５日、女性の保育士（５５）が水と間違えて食器洗い用の洗浄剤を子どもに与え、飲んだ男児（２つ）がのどに炎症を起こして集中治療室（ＩＣＵ）で治療を受けていることが１０日、分かった。沖縄県によると、命に別条はない。

　具志川署は、業務上過失傷害に当たるかどうか慎重に調べている。

　県などによると、５日午前１０時すぎ、同市の認可外保育施設で、保育士が子どもたちに水を飲ませる際、水が入ったポリタンクと洗浄剤入りの別のポリタンクを取り違え、洗浄剤を子どもたちのコップに分けた。

　最初に飲んだ男児が吐き出したため、あわてて近くの病院に運んだという。ほかの子どもたちに異常はなかった。洗浄剤は無味無臭で透明。保育士は「間違って飲ませた」と話している。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20030710/fls_____detail__077.shtml