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2003年07月10日(木) 21時25分

昨年度の相談件数、過去最高 電話情報料関係が急増−−県消費生活センター /岡山毎日新聞

 県消費生活センターがまとめた02年度の相談受付件数は、9467件と過去最高だった。出会い系サイトやツーショットダイヤルといった電話情報サービス利用料の不当請求などの相談が急増しており、若者を中心とした携帯電話の普及が反映されている。
 相談は年々増加し、02年度は前年度比1855件(24・4%)も増えた。年齢別でみると、29歳以下の若者からの相談が全体の29・2%で、65歳以上の高齢者からの相談も全体の17・1%を占めた。
 内容別では、電話情報サービス利用料など「情報・通信」が、1981件で前年度比64・1%増と急増しトップ。うち29歳以下が1083件で54・7%も占めている▽続いて、債権回収業者からの覚えのない請求など「融資サービス」が、701件で前年度比2・4倍増。30代の197件を筆頭に他の年代でも多い▽アダルト番組などインターネット中に接続された国際電話通話料の請求など「国際電話等」が、516件で同38・0%増。20、30、40代とも100件以上と多い▽電話勧誘を受けた家庭教師の派遣と高額な学習教材の契約など「学習教材」が、483件で同10・8%増▽「教室・講座」が433件で、同21・7%減と唯一前年度を下回った▽「書籍・印刷物」が343件で同6・2%増▽「家具・寝具」が302件で同18・4%増▽「健康食品」が279件で同43・1%増——など。
 そのほか、ホームページ作成やあて名書きの内職紹介を餌に、教材購入や保証金預け入れをさせ、実際には紹介しなかったり、会社と連絡がとれなくなったケースなどもあった。
 同センターは「巧妙な手口が増えている。電話相談も受け付けており、クーリング・オフ(無条件解約)や悪質商法対処法などを助言します」と相談を呼び掛けている。問い合わせは、同センター相談専用直通電話(086・226・0999)へ。 【山本芳博】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030710-00000001-mai-l33