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2003年07月09日(水) 21時59分

1万600件で13.5%増 携帯の架空請求急増−−昨年度消費生活相談 /鹿児島毎日新聞

 ◇携帯電話の架空請求が急増
 県消費生活センターは02年度、同センターと大島消費生活相談所に寄せられた相談状況をまとめた。総件数は1万600件で、01年度に比べて1263件(13・5%)増え、4年連続の前年度比増となった。同センターは「今春、携帯電話の出会い系アダルトサイトの架空請求に伴う相談が急増したことが、前年度を上回った大きな要因」と分析している。
 同センターによると、相談件数が1000件を超えたのは、多い順に(1)電話情報提供サービスや電話料など運輸・通信サービス=2238件(21・1%)(2)消費者金融やクレジットなど金融・保険サービス=1290件(12・2%)(3)書籍や紳士録、学習教材など教養娯楽品=1152件(10・9%)——の三つ。
 中でも、今春問題になった携帯電話の架空請求など、電話情報提供サービスに関する相談は、前年度比107・5%増と急激に増えた。また、弔電による取り立てなど、消費者金融やクレジットに関する相談も同94・2%増だった。
 相談内容(複数換算)としては、契約や解約に関するものが7071件と最多。次いで、強引な訪問販売や電話勧誘に関するものなど販売方法が5212件、価格・料金に関してが3505件だった。
 当事者の年代別では、30代が2281件(21・5%)で最も多かった。20歳未満は413件(3・9%)と数は少ないが、伸び率では前年度比76・5%増と大幅に増えた。【吉田博治】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030709-00000002-mai-l46