2003年07月08日(火) 09時10分

ヤミ金融業者６０社を告発へ　愛媛の市民団体が警視庁に（共同通信）

　愛媛県の男性２人に法定金利を大幅に超える高金利で金を貸し付け、脅迫的な取り立てを繰り返し、うち１人を自殺に追い込んだとして同県の市民団体などが８日、出資法違反（高金利）と脅迫の容疑で、東京都などのヤミ金融約６０業者を警視庁に告発する。
　告発するのは、ヤミ金融の被害者を支援する「松山たちばなの会」（青野貴美子事務局長）と「全国ヤミ金融対策会議」（代表幹事・宇都宮健児弁護士）のメンバー６１人。
　自殺した男性の遺族が取り立ての手口をつづった手記のほか「自殺に追い込むぞ」などとヤミ金融業者が留守番電話に残したメッセージの録音テープも提出する。
　告発対象の大半は、東京都に事務所を置くヤミ金融や、携帯電話で貸金業を営業する「０９０金融」の業者。最大で年利１０、０００％で融資をしていたという。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030708-00000041-kyodo-soci