2003年07月07日(月) 21時24分

広島総合銀でシステム障害　合併に向けた作業が原因（共同通信）

　広島総合銀行（広島市）でシステム障害が発生し、７日朝から現金自動預払機（ＡＴＭ）が停止したほか、窓口業務ができなくなった。来年５月のせとうち銀行（広島県呉市）との合併に向けたシステム統合作業で、情報量が容量を超えたのが原因。容量を増やし、７日正午ごろ復旧した。
　７日午後記者会見した森本弘道社長の説明などによると、広島、岡山、山口、福岡、東京の支店、出張所などすべてのＡＴＭ計５０６台が作動せず、出入金を管理する勘定系システムがダウンしたため、窓口業務で使う端末も停止した。
　５日からシステムの統合作業を開始し、せとうち銀行の店舗の端末とシステムを連動させるための情報を入力したが、６日夜、システムが正常に終了しなくなる障害が起きた。入力する情報量の試算を誤ったという。（共同通信）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030707-00000171-kyodo-soci