2003年07月05日(土) 00時00分

公立校の５８％ＨＰ開設 （東京新聞）

　公立の小中高校のほぼ全校がインターネットに接続し、５８％の学校がホームページを開設していることが四日、文部科学省の三月末時点の調査で分かった。

　教育用ソフトウエアやインターネットの電子教材を使って授業ができる教員も５３％となり、前年から５ポイント上昇、初めて半数を超えた。学校の情報技術（ＩＴ）化が進んでいることを示した。

　文科省は「二〇〇一年度末までに半数の教員がコンピューターを授業で使えるようにする」との目標を掲げていたが、一年遅れで達成。同省は「〇五年度までにほぼ全員」という新たな目標を設定しており、研修の充実を図る方針。

　ＩＴを利用した授業ができる教員は小学校６６％、中学４６％、高校３８％で、学校段階が上がるほど少なくなる傾向。

　コンピューターを使って文書処理や情報収集ができる一般の教員は前年より３ポイント増の８８％になった。教頭はこれより高い９１％だったが、校長は８１％と低かった。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20030705/mng_____sya_____006.shtml