2003年07月04日(金) 00時00分

ローソンに賠償命じる　コロちゃん商標訴訟（朝日新聞・）

　商標を無断で使用されたとして、コロッケ販売のフランチャイズチェーン「コロちゃん」（小竹守社長、本社・岐阜県恵那市）が、大手コンビニエンスストア「ローソン」（新浪剛史社長、本社・大阪府吹田市）を相手取り、６６５０万円の損害賠償と新聞への謝罪広告を求めた訴訟で、岐阜地裁多治見支部の遠山和光裁判官は３日、「混同を生じさせる」として、ローソン側に約万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

　判決によると、ローソンは一昨年５月２２日から約１カ月間、関東地方の約１３０店で、「コロちゃんのコロッケ屋」の商標を使った広告を出すなどして、自社のコロッケを販売した。

　遠山裁判官は、こうした行為が不正競争防止法の「混同を生じさせる行為に当たる」と判断した。原告側が約１３０店の加盟金などから算出した賠償額については「販売利益を限度にするのが相当」とし、謝罪広告は認めなかった。
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http://mytown.asahi.com/gifu/news02.asp?kiji=2537