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約２兆円の公的資金が注入された「りそな銀行」（本店・大阪市中央区）の支店で、３２５人分の顧客情報が外部に流出したことがわかった。同行から被害届を受けた大阪府警は、銀行内部の者が流出にかかわっている疑いもあるとみて窃盗容疑で捜査を始めた。
調べでは、流出したのは大阪府岸和田市にある久米田支店の顧客情報。同支店と取引がある顧客３２５人の氏名、住所、生年月日や取引内容などが外部に漏れていることが先月下旬に判明した。
持ち株会社のりそなホールディングス（ＨＤ）広報部によると、流出した情報はコンピューターで管理しており、端末にパスワードを入力しなければ、引き出すことはできない仕組みになっているという。(07/04 06:01)