悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2003年07月04日(金) 19時58分

パソコン・英会話教室への強引勧誘、社長ら5人を逮捕読売新聞

 東京や大阪などで英会話やパソコンの教室を開いている「ウインザード総合学院」が会社ぐるみで強引な生徒勧誘をしていた事件で、大阪府警生活経済課と曽根崎署などは4日午後、学院を経営する「ライトスタッフ」(東京都新宿区)の社長、斎藤大治容疑者(51)(同区西新宿)と、元社員4人の計5人を特定商取引法違反(威迫・困惑行為など)の疑いで逮捕した。

 他の逮捕者は、元同学院大阪校営業1課長小林吉宏(29)(大阪市城東区)、元同校係長堀田勝己(28)(大阪府吹田市)ら。

 調べでは、5人は今年3月22日、同校の応接室で7—8時間にわたり、京都府宇治市の男子大学生(21)に「おれは元やくざや。ええ加減にせい」などと強い口調で受講契約を迫るなど、2月上旬から4月上旬にかけ、男女7人にオリエンテーションへの参加を勧めるふりをして入会手続きをさせるなどした疑い。

 うち5人は契約を結んだといい、調べに対し斎藤容疑者は「無理な勧誘はあったが、自分は共謀していない」と一部、容疑を否認しているという。

 府警によると、同校は多くの大学生名簿を入手。電話で「就職相談もしているので1度、来てみないか」などと巧みに誘ったり、就職説明会の会場に出向いて出席者に声をかけたりしていたという。

 同学院がある大阪、東京、福岡、名古屋を中心に、各地の消費生活センターや警察署に苦情や相談が相次いでおり、府警は、不況で就職活動に悩む学生らにつけ込み、強引な勧誘を繰り返していたとみている。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030704-00000512-yom-soci