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2003年07月03日(木) 15時05分

[販売戦略]日本IBM、PC初心者・高齢者向けのHP閲覧支援ソフトを企業向けに販売BCN

 日本IBM(大歳卓麻社長)は7月3日、パソコン初心者、高齢者、視力が低下した人などが、容易にホームページを閲覧できるようにするソフトウェア「らくらくウェブ散策」の企業への販売を、同日から開始したと発表した。

 同ソフトは、日本政府が推進しているe-Japan戦略の取り組み(電子政府や電子自治体など)を支援する、「デジタル・ディバイド解消」のためのツールとして、02年に日本IBM東京基礎研究所アクセシビリティ・センターが開発したインターネット閲覧支援ソフトウェア。同ソフトウェアを採用したホームページ内では、パソコン初心者、高齢者、視力の低い人や目が疲れやすい人でも、対象サイトを快適に閲覧できるようになる。

 主な特徴は、(1)Webページの読みたいところにマウスを動かすだけで、文字が別枠(文字拡大まど)に拡大され、合成音声で読み上げる、(2)閲覧している画面の文字サイズや、文字・背景の配色も変更可能、(3)Webの操作や、文字・音声の設定、印刷など必要最低限の機能を大きなボタンで分かり易く表示・配置、(4)Web閲覧者は、対象となるWebで、らくらくウェブ散策の起動リンクをクリックするだけで利用することができる——など。

 すでに、いくつかの自治体ホームページで利用されているほか、今回の企業向けへの提供開始にともない、キヤノンの国内統合サイト (http://canon.jp/)において、国内の民間企業として初めて導入された。

 なお、同社では、ユーザーホームページのバリアフリー実現を支援するため、ウェブアクセシビリティの診断、修正の提案などを行うコンサルティングサービスも提供する。

日本IBM
東京基礎研究所
「らくらくウェブ散策」

[論説、業界動向、人物紹介、ユーザー企業紹介など下記Weekly Menuに掲載]
http://www.computernews.com/ (BCN)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030703-00000018-bcn-sci