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国交省によると、北海道で二〇〇〇年四月、走行中のデリカがアクセルを緩めてもエンジンの回転数が落ちず、ギアをチェンジして減速しようとしたが制御不能となり、対向車と衝突した。
その後も利用者から故障しているとの苦情が約十件あり、国交省が三菱自工に調査を指示。エンジンの燃料噴射ポンプに欠陥があり、アクセルを踏んでいないのにエンジンの回転数が上がる恐れがあることが分かった。「チャレンジャー」にも同様の欠陥が見つかった。
リコールの対象車と生産期間、台数は▽デリカ 一九九四年五月−九七年三月、六千五十四台▽チャレンジャー 九六年十月−九七年三月、千八百三十五台▽プラウディア 二〇〇〇年一月−〇一年六月、千二百二十五台▽ディグニティ 九九年十二月−〇一年五月、五十九台。
プラウディアとディグニティは、変速レバーが駐車位置に入らずキーが抜けなくなったり、前輪の緩衝装置のスプリングが折れて走行できなくなったりする恐れがある。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20030702/mng_____kei_____004.shtml