2003年07月01日(火) 00時00分

７７００回線で３００万円取りすぎ（朝日新聞・）

　ＮＴＴ西日本広島支店が、利用する電話会社を固定する「マイラインプラス」の登録を他社に登録した顧客から、変更に伴って廃止されるサービスの料金を誤って取り続けていたことが１日、分かった。

　県内の約７７００回線から、昨年１２月から今年４月までの５カ月間で約３００万円にのぼるという。

　同支店は７月分の請求額から差し引く形で精算する。

　誤って取り続けていたのは、隣接区域なども市内と同料金となる「エリアプラス」と、県内の市外通話料に応じて割引が増える「スーパーケンタくん」の月額料金で、それぞれ２００円。

　同支店によると、マイラインプラスの登録変更に伴うサービス廃止手続きの担当者が昨年１１月に交代したあと、事務処理が引き継がれていなかったという。

　今年５月に顧客から問い合わせがあり発覚。

　調査のうえ、誤って徴収していた顧客に謝罪文を郵送したという。

　同支店総務部は「再発防止を図り、安心したサービスを提供できるように努めたい」としている。

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http://mytown.asahi.com/hiroshima/news02.asp?kiji=3142