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2003年07月01日(火) 16時07分

ETC割引制度、大人気の一般車両分は今日終了読売新聞

 高速道路の料金所を一時停止せずに通過できるETC(ノンストップ自動料金収受システム)利用促進のための車載器割引制度への申し込みは、一般車両分が当初予定していた10万台の枠を突破し、国土交通省は1日で受け付けを終了することを決めた。

 対照的に、業務車両分は35万台の枠のうち、申し込みはまだ1万7000台余りで出足が鈍い。

 車載器の店頭価格から5000円を割り引く制度は、利用率が約7%と低迷しているETCを一気に普及させようと、国交省が6月18日から始めた。

 登録を受け付けている道路システム高度化推進機構によると、一般車両分は初日から申し込みが相次ぎ、一時は電話回線がパンクするほどだった。国交省は急きょ、枠を2万台増やして計12万台分としたが、申し込み数は6月30日現在で11万5000台に達した。1日午後8時で受け付けを終える。

 一方、トラックやバスなどの業務車両の申し込みはまだ1万7400台。国交省は、高速道路の利用頻度が高い業務車両への普及に期待し、割引枠も一般車両の3・5倍を確保。さらに、全日本トラック協会加盟の車両10万台に対しては、同協会を通じて別に3000円の助成も行っている。

 同協会では「個人と違って会社単位での申し込みになるので、車載器購入の決定までに時間がかかっているのでは」と話している。

 ETC利用率が50%に達すれば、料金所の渋滞がなくなるとされているが、今後の業務車両への普及がカギになりそうだ。(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030701-00000405-yom-soci