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2003年06月30日(月) 09時41分

[市況]BCN総研発表、デジタルカメラが写真撮影の「主役」にBCN

 コンピュータ・ニュース社(奥田喜久男社長)の市場調査部門であるBCN総研は、デジタルカメラに関するアンケート調査を実施。その結果、デジタルカメラが写真撮影の主役になりつつあることがわかった。

 今回の調査におけるデジタルカメラ所有者は回答者全体の73.5%。このうち、フィルムカメラ所有者は84.0%だが、その使用状況については約8割が「フィルムカメラはほとんど使わなくなった」または「デジタルカメラを使用する前よりやや減った」と回答している。

 また、デジタルカメラ所有者のうち、カメラ付き携帯電話を所有しているユーザーは31.4%で、携帯電話のカメラ機能との使い分けについては、「ふだんはデジタルカメラをよく使っている」(41.4%)が最も多く、「ふだんは携帯電話のカメラ機能をよく使っている」(24.8%)を大きく上回った。さらに、「携帯電話のカメラがより高性能高機能になれば、デジタルカメラの代わりに使いたい」と回答したユーザーは25.9%にとどまった。

 実際のデジタルカメラの利用状況については、写真の撮影頻度は「月に2、3日」が50.1%で最も多く、外出時の持ち歩きについては「撮影する目的があるときだけ持ち歩く」が83.1%と大半を占め、普段から持ち歩いているユーザーは少ないことがわかった。

 今回の調査結果についてBCN総研では、「デジタルカメラは、フィルムカメラから写真撮影の『主役の座』を奪いつつある。一方、メガピクセル機が発売され注目を集めるカメラ付き携帯電話も、デジタルカメラとしての使用、もしくは使用意向を示すユーザーは一部にとどまった」としている。

 しかし、デジタルカメラを実際に常時持ち歩くユーザーが少ないことから、「カメラ付き携帯電話は、デジタルカメラ市場を奪うよりも、ユーザーの撮影機会を広げ、新たな需要の掘り起こしを行う可能性を秘めているとも考えられる」と指摘している。

コンピュータ・ニュース社
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http://www.computernews.com/ (BCN)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030630-00000013-bcn-sci

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