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2003年06月29日(日) 03時22分

<途中狙い>ATMで預金下ろした客狙う 東京都内で続発毎日新聞

 暗証番号を盗み見る役、見張り役などと役割を分担し、ATM(現金自動受払機)で預金を下ろし、引き返す途中の客を組織的に襲う「途中狙い」と呼ばれる犯行が東京都内で続発している。5月末で昨年に比べ31件増加。さらに、刃物で武装しているケースが増えている。警視庁は、捜査員に防刃服の着用を指示し、取り締まりを強化した。

 同庁捜査3課の調べでは、途中狙いの被害は昨年1年間で129件が発生。中南米系の外国人グループが中心で、武器を持って抵抗するケースはなかった。

 今年は1〜5月末までに65件が発生。すでに一部のグループを検挙ししたほか、1人の逮捕状を取り行方を追っている。同課は「8割近い約50件が韓国系のグループ」と分析。今月も千代田区内で女性2人が狙われ、盗んだキャッシュカードで計約250万円を引き出された。

 グループの特徴は、8人前後で、スーツ姿で会社員を装っている。ATMコーナーで狙いを定めた客の前後に並び▽カードの暗証番号を盗み見る役▽客が外に出た後に財布を盗む役▽見張り役などに役割を分担している。主に年配の女性を標的とし、逃走しやすいように駅近くで犯行に及んでいる。

 2月25日には千代田区内の銀行のATMコーナーから出てきた不審な3人組に捜査員が職務質問をしたところ、見張り役の4人が加わり包丁を取り出して乱闘となった。捜査員と間違えられた通行人1人がけがをした。

 5月15日には北区内で銀行内をうかがっていた4人組を捜査員が追跡したところ、3人が刃物で威嚇してきたが全員を取り押さえた。【草野和彦、川辺康広】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030629-00000106-mai-soci

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