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2003年06月27日(金) 00時00分

「レイプは元気でいい」発言に批判噴出!女性議員有志は謝罪を求める抗議声明ZAKZAK


太田元総務庁長官 早大のサークルメンバー5人が女子大生を集団レイプした事件について「(レイプする人は)まだ元気があるからいい。まだ、正常に近いんじゃないか」との暴言を吐いた自民党の太田誠一元総務庁長官は27日午前、国会内で山崎拓幹事長から厳重注意処分を受けた。何かと下半身問題には甘〜い山崎氏だが、事は犯罪に関することだけに、見過ごすことはできなかったようだ。

 この太田氏の暴言が飛び出したのは26日、鹿児島市内で開かれた討論会でのことだ。太田氏は少子化の原因を議論する中で「(男性に)プロポーズできる勇気がない人が多くなっている」と指摘。司会の田原総一朗氏が「プロポーズできないから集団レイプする(のか)」と問い掛けたのに対し、「元気があるからいい」と応じ「そんなこと言っちゃ、また怒られるけど」と述べたのだ。

 この太田発言に対し、27日には永田町で批判の声が噴出。

 小泉純一郎首相は「批判があるのは当然だ。強姦(罪)は許されない卑劣な行為。元気があるとかは別の問題だ」とバッサリ。谷垣禎一国家公安委員長も「報道を見る限り、極めて不適切な発言だ」と述べたほか、男女共同参画担当の福田康夫官房長官も「そもそもレイプは犯罪行為であり、それも凶悪犯罪だ。悪いに決まっている」と厳しく批判した。

 また、鎌田さゆり衆院議員ら衆参両院の女性議員有志が、謝罪を求める抗議声明を出した。

 太田氏は衆院福岡3区選出で当選7回。自民党堀内派所属で、総務庁長官、党行革推進本部長などの要職を歴任。慶大経済学部卒のエリートで、同大院修了後、福岡大助教授から政界に転身した。現在は衆院で法務委員会、青少年問題に関する特別委員会の委員だ。

ZAKZAK 2003/06/27

http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_06/2t2003062706.html

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