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2003年06月27日(金) 00時00分

ローソン 顧客データ56万件流出 東京新聞

 コンビニエンスストア大手の「ローソン」(東京)は二十六日、同社と関連会社「ローソン・シーエス・カード」が発行する「ローソンパス会員カード」の顧客データ約五十六万人分が外部に流出したことを明らかにした。流出ルートは不明。ローソンは社内に調査委員会を設置し、警視庁と連絡を取りながら漏えい経路を調べている。内閣府によると、民間の団体や企業からの個人情報の流出件数としては、過去二番目とみられる。

 漏えいしたのは、カードの発行を始めた直後の昨年八月十七日現在の全会員約五十六万人分の個人情報で、氏名や住所、自宅や携帯の電話番号、生年月日など。カードの中にはクレジット機能が付いているものもあり、一部の利用者は金融機関の口座番号なども登録しているが、別に管理していたので流出はしていないとしている。

 同社によると、今月九日に会員から「このカードにだけ登録してある住所に不審なダイレクトメールが届いた」と問い合わせがあり、流出が発覚した。ローソンの調査に対して、ダイレクトメール会社は「昨年、都内の名簿業者から個人情報リストを購入した」と説明したが、ローソンによると、実在しない名簿業者だったという。ローソンは「発送会社には、入手した個人情報をすべて消去させた」としている。

 同社は「セキュリティー対策を徹底的に見直していく」と発表、全会員におわび状と五百円分の商品券を送付する。同カードの今年五月末現在の会員数は約百十五万人。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20030627/mng_____sya_____009.shtml

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