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2003年06月26日(木) 09時23分

MSの次の標的はGoogle?ZDNet

 Microsoftは今月、Webを巡回してHTMLリンクと文書のインデックスを作成する新しい検索プログラム「MSNBot」を立ち上げた。こうしたロボット機能の領域は従来、Inktomiなどのパートナー企業に委ねられていたが、Microsoftは今回これを社内で独自に開発。もし、このプログラムを自社のPCとサービス戦略の要にするというMicrosoftの言葉通りになれば、Googleに深刻な脅威を投げかける可能性がある。

 MSNBotは、家庭と企業のMicrosoft顧客を橋渡しする新しい検索技術を構築するという数年越しの計画の第一歩になると見られている。同社はいずれ、傘下のさまざまなWebサイトとアプリケーション、およびWindowsを束ねる目に見えない技術としてこのプログラムを利用したい考えだ。

 その後Microsoftは、MSNポータルの検索エンジンを、次期Windows(コードネームLonghorn)で計画されている新しいファイル技術と連携させることも可能だ。その結果、デスクトップPCからインターネットに至るまで広範をカバーするパワフルな技術が登場し、Web最強の検索エンジンとしてのGoogle追い落としにつながる可能性がある。

 この動きは、ブラウザ市場でかつてMicrosoftがNetscape Communicationsに対して行ったようなキャンペーンを思い起こさせるものだ。Microsoftは検索市場でも、自社の多様な製品とサービスを通じて技術を統合・配布するという常套手段を用いるかもしれない。例えば、Windows開発ツールを使って関連のMicrosoft検索とマッピング機能をWord文書やWebサイトに直接組み込むといったことも可能だ。(ZDNet)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030626-00000011-zdn-sci

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