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2003年06月26日(木) 00時00分

「食品安全モニター」に予想上回る応募山形新聞

 食品の安全確保を目的に県が募集した「食品安全モニター」に、予想を大きく上回る応募があった。25日にはモニターの役割などを学ぶ研修会が村山地域を皮切りにスタート。食の安全に対する県民の関心の高まりを裏付けた。

 最大で160人を予定していた食品安全モニターに214人の応募があった。県は、地域バランスを取るために人口比や市町村数などを勘案して一定数を抽選などで調整、村山地域68人、庄内地域40人、置賜地域28人、最上地域13人の計149人を最終的に選んだ。

 山形市の遊学館で開かれた村山地域の研修会では、モニターに委嘱状が交付された後、県危機管理室の職員が役割や注意点について説明。「モニターは違反の摘発に協力するだけでなく、県民の安全意識高揚も担っている。模範店の情報も積極的に提供してほしい」と呼び掛けた。

 11月には2度目の研修会を開催する予定。モニター同士の意見交換を行い、苦労点などを話し合いながらより充実した活動につなげる。

 食品安全モニターは、日常の買い物を通じてスーパーなどの小売店をモニタリング。食品の表示に関する情報収集を行い、違反の有無については原則月1回、県に報告する。重大な違反があった際は即座に県に連絡。その後、JAS法や食品衛生法、景品表示法の法律によって、担当の総合支庁の職員や保健所職員が指導、立ち入り検査を実施する。

 今月中に研修が終わる村山と庄内のモニターは来月1日から、研修が来月の最上と置賜は、それぞれ研修受講後に活動を開始する。県危機管理室は「食の安全に対する県民の関心は高く、調査の対象となる加工業者や販売業者への安全意識を広げていきたい」としている。

http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20030626/0000018475.html

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