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2003年06月26日(木) 23時30分
家財道具リース装いヤミ金融 容疑で八幡の会長ら10人逮捕（京都新聞）家財道具のリースを装ったヤミ金融をフランチャイズ方式で近畿を中心に営んでいたとして、京都府警生活経済課と伏見署などは２６日、出資法違反（高金利）と貸金業規制法違反（無登録）の疑いで、京都府八幡市の「スマイルリース」会長原田実容疑者(53)＝八幡市八幡月夜田＝と従業員ら計１０人を逮捕した。フランチャイズ方式の組織的なヤミ金業者の逮捕は全国初という。調べでは、原田容疑者らは、一昨年１２月から今年３月にかけ、京都市伏見区の建設作業員(51)ら、２府６県の計２４人から家財道具をいったん買い取り、逆に家財道具を貸すというリース契約の形を装って融資し、１日当たりの法定限度利息の１６−１２３倍にあたる利息計約８１万円を違法に取った疑い。 調べに対し、原田容疑者は「金融業ではなく、リース業だ」など容疑を否認している、という。 府警によると、同社は、本部が顧客の紹介やノウハウを提供する代わりに、支部が加盟料や利益の１割を払う手法で、支部を近畿、中部、中国、九州各地の計３３カ所に拡大させ、これまでに約３億円の不法な利益を得ていたとみている。中には、金が返せず支部代表として働き、返済していたケースもあるという。（京都新聞） |