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2003年06月25日(水) 19時09分
小泉メルマガも読者離れ 役人言葉などが原因？（共同通信）２６日配信で「小泉内閣メールマガジン」が創刊１００号となる。小泉純一郎首相就任時は「ブーム」に乗り、驚異的ペースで登録をする読者が増えたが、昨年１月の約２２６万人をピークに、現在は約４６万人減の約１８０万人と読者離れが徐々に進んでいる。メルマガは小泉内閣のメディア戦略の一環。イラク戦争などで首相が国民の支持を訴える際、一定の役割を果たした。 しかし、閣僚の寄稿が官僚執筆の「役人言葉」（関係者）であることが少なくない上、創刊直後に比べ、首相のメッセージも単なる政策説明に終始するなど最近、元気のなさが目立つ。読者数減少はマンネリ化が一因とみられる。 携帯電話配信や、ノーベル化学賞の田中耕一さんら有名人の寄稿も企画し「読者のニーズを把握し工夫している」（内閣広報室）ものの、明確な効果は出ていない。読者離れに歯止めをかけるには、首相をはじめ各閣僚の本音や肉声を伝える工夫が第一といえそうだ。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030625-00000187-kyodo-soci |