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2003年06月25日(水) 15時06分
白装束集団メンバーを書類送検＝車両虚偽登録の容疑−警視庁（時事通信）岐阜、長野両県などの山中を転々とし、５月から福井市五太子町の施設に滞在している白装束集団「パナウェーブ研究所」による使用車両の虚偽登録事件で、警視庁公安部は２５日、電磁的公正証書原本不実記録と同供用の疑いで、同研究所メンバーで東京都武蔵野市、関連会社役員の男（３９）ら３人を書類送検した。他に送検したのは、グループの経理責任者だった男（５０）と登録車両の名義人だった岡山県内の元メンバーの男（５５）。関連会社の役員の男は容疑を否認。他の２人は認めているという。 調べによると、３人は１９９８年６月から９月にかけ、集団がキャラバン隊で使用するワゴン車計３台を購入した際、元メンバーの男を使用者と偽り、新車登録をした疑い。車の購入資金は同研究所の関連団体「日本正法基宇協会」が提供していた。 公安部によると、白装束集団は「千乃裕子」を名乗る女性会長（６９）を信奉する団体「千乃正法会」に所属。同会は９３年９月から今年５月までの間、寄付や機関誌購読料などの名目で計約２４億８０００万円を集金し、キャラバン隊の維持費や山梨県大泉村のドーム型施設の建設などに充てた。同部はこれら収入を申告していなかった疑いがあるとして、国税当局に通報する。 （時事通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030625-00000944-jij-soci |