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2003年06月25日(水) 07時01分
日興系２社でシステム障害、株発注トラブル3100件（日経新聞）証券大手の日興コーディアルグループは24日夜、同日の東京証券取引所の取引が終わる午後3時までの24分間システム障害が発生、顧客の株式売買注文を取り次げなかったと発表した。この間、対面取引の日興コーディアル証券とインターネット取引の日興ビーンズ証券が受けた注文計約3100件が約定できなかった。大手証券会社で株式売買に絡みこれだけ多数の顧客を巻き込んだシステム障害が起きるのは異例。 障害が起きたのは日興グループのシステム子会社が保有している東証に株式注文を送るシステム。取り次げなかった注文はコーディアル証券の約1200件、ビーンズ証券の約1900件。他の証券取引所への注文や転換社債型新株予約権付き社債などの注文には影響はなかった。 東証へ取り次げなかった顧客注文は、注文を出した時刻の各銘柄の値段に基づき、成立したと見なせるものについては両証券会社が取引の相手方となって25日に約定させる。24日は東証で株価が急落したが、日興側は「顧客に迷惑をかけないよう対処する」と説明。(07:01) http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030625AT1F2401N24062003.html |