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2003年06月24日(火) 19時47分

先週だけで相談数132件…覚えのない借金の不当請求急増 /山梨毎日新聞

 ◇県消費生活センター
 「借りた覚えのない金を不当に請求された」との内容の相談が先週(16〜20日)だけで132件も県消費生活センターに寄せられていたことが23日、分かった。昨年度の不当請求相談は約1500件で、単純に割ると週平均で30件弱。先週はこの4倍以上の相談が殺到したことになり、同センターの小林忠彦所長は「異常な印象を受ける」と驚くとともに、「借りてないのなら返す必要はない。不安があれば、センターに連絡を」と呼び掛けている。
 同センターによると、不当請求は、はがき、封書、メールで先々週末に集中して届いた。相談は週が明けた16、17日だけで計61件に上り、その後も1日当たり20〜30件寄せられた。
 不当請求には、請求金額と振り込み先の銀行の口座番号のほか、「いかなる手段をもってしても回収を実行いたします」という文句や、勤務先や血縁関係者に対しても強制回収を行うなどと脅迫めいた内容も書かれている。また、連絡先の携帯番号と「一日一秒の遅れがあなたの運命を大きく変えることになるでしょう。本日中に大至急ご連絡ください」との文面だけが書かれたはがきもあった。相談者が連絡してみると、名前、住所、年齢、会社などの個人情報を聞かれたという。
 相談者は県内全域に及ぶが、相談を寄せる人はほんの一部とみられ、実際に送られた不当請求はかなりの数に上ると推定される。
 ◇脅迫めいた文言も−−同センター
 一時期に不当請求が集中したことについて、同センターは「県民の名前などを記した何らかの名簿が漏れ、業者に渡った可能性がある」と分析。その上で、「たとえ借金のある人でもおかしいと思ってほしい。また、連絡を取ることによりさらなる個人情報を聞き出されることもある。決して連絡をせず、暴力的など過激な場合は警察に届けてほしい」と話している。【鷲頭彰子】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030624-00000001-mai-l19

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